Fillmore資料室

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Fillmore資料室

Allmanのこと、Duaneのこと、Fillmore Eastのこと、Capricornのこと、色々なことを教えてくれた資料の数々です。感謝、感謝です。

▼そんなに数は無いですが、それでもぼちぼちと集まってきました。

 
 日本でオールマンってどんな位置づけなのでしょう? デュアンってどんな存在なのでしょう? 時々はギター雑誌で表紙を飾ったりするけれど…。ま、それはそれとしてファンは同じような話、知っている話でも少し名前が出ているだけでうれしくなって買ってしまうものです。そんなわけで他の人には資料といえるかどうかは分かりませんが、個人的には大切な資料となった書籍や資料を逐次紹介して行きますね。

Midnight Riders: The Story of the Allman Brothers Band / 著 Scott Freeman (国内絶版)

midnight rider.jpg  他にも同類の書があったのか、あるいは自分が知らなかっただけなのかは分かりませんが、再び再燃したオールマンに対する関心は当然のごとく書籍にも向かいました。まとまった書籍としては自分にとっての最初の一冊です。いつの頃かは忘れましたが、大阪ではないどこかのTOWER RECORDSで購入しました。結局オールマンってドラッグと裁判の日々だったのか…なんて読後感を当時は持ちましたが、今読み返すとまた違う感慨を持ちます。

The Complete Allman Brothers Band Discography
/ 著 Dean Raynolds

DISCOGRAPHY.jpg  ありそうでなかったディスコグラフィです。自分が必要としたのはフィルモアの項目だけですが、デビューからメンバーのソロアルバム(最後が1998年のデレク・トラックス)までフォローしています。例によってすべてをカバーしているわけではないですが、あるだけでうれしい一冊です。僕は本人がeBay(有名な世界的オークションです)に出しているのを「Buy It Now」でポチッとしましたところ、サイン入りで送られてきました。購入されるとするなら、オールマンのオフィシャル・ホームページ「Hittin' The Note」の通販ページが一番簡単かな。

live at the Fillmore East
/ 著 Amalie R. Rothchild

フィルモア写真集.jpg  アメリカ在住の友人が、僕がフィルモア好きなことを知ってプレゼントに送ってくれました。たまに洋書屋さんで見かけることもありますが、なにしろフィルモアはスーパースターたちが入れ替わり立ち代わりステージに上ったところなので、その写真も70年代のスター・オンパレードです。楽屋裏のZAPPA、リハーサルのJimi Hendrix、そしてフィルモア名物ライトショーの下で演奏するAllman! こういう写真を眺めながらレコードを聴くのも一興です。

デレク&ザ・ドミノス インサイド・ストーリー
/ 著 ジャン・レイド

レイラの本.jpg  昨年(2007)出たばかりの本です。タイトル通り「レイラ」を軸としてクラプトンの当時の生活ぶり、また音楽に対するアプローチが描かれています。デュアンとの絡みの部分は「Midnight Riders」とだぶる部分が多く(おそらくはかなり参考にしている)デュアンファンとしては新鮮みは少ないですが、それでも当時のボビー・ホィットロックとの深いつながりなどは読んでいて楽しいです。後半にそのホイットロックのインタビューが載っていますが、これがこの本の中で個人的には一番面白かった!  ただ老眼の目には文字が小さいのがちょっと辛い(涙)。シンコーミュージックから¥1,900です。

SKYDOG : THE DUANE ALLMAN STORY
/ 著 Randy Poe

 sky dog.jpg  正直なことを言うと、全部読んでいません(笑)。というのも洋書ですからなかなか根気がいるのですよ。でもまあ、こういうのは関心・興味が原動力なので、たとえばフィルモアに出た前後なんて言うところは、やっぱり無理してでも読んでしまいます。
 おもえばデュアンの伝記なんてのがいまだに出るあたり(2006)、アメリカでも根強い人気があるのでしょう、うれしい限りです。僕はこの本はオールマンのオフィシャル・ホームページ「Hittin' The Note」の通販ページから購入しました。ところで最近話題のクラプトンの自叙伝にはデュアンの話は出てくるのかな? これは買わなきゃ!

月刊 レコード・コレクターズ 2006年9月号
特集:The Allman Brothers Band 1969-81

レココレallman.jpg  言わずと知れたレココレですが、表紙をこのジャケットが飾ったのは、この10年以上記憶にありません。こういうのは縁起物なので、とりあえず買いはしますがなかなかまじめに読むことは少ないです。ホームページで紹介するので久しぶりに読み返しましたが、やっぱり正確さに欠く記述(間違っているとまでは言いません)があったり、抜けている情報があったりで、うーん…なのですが、それでもこの手の特集にしてはFillmoreに関して結構ページが割かれているだけで満足としましょう。なんだかんだ言っていつもレココレにはお世話になっていますので、やっぱり感謝です。

月刊 レコード・コレクターズ 2007年3月号
特集:ATLANTIC RECORDS

レココレatlantic.jpg  残念ながら表紙にデュアンならびにオールマンの写真はありませんが、アトランティックのレーベル特集となると買わずにはいられません。この号の特集の白眉は冒頭のカラーページで5ページにも及ぶレーベルの解説と写真です。珍しくアカデミックかつ資料的にまとめられていて、フィルモアに関しては住所表記などで参考になりました。ところでお恥ずかしいことですが、このレーベルの変遷の記事をまとめられたのが、いつもCapricornレーペルに関して相談に乗っていただいてるBuzzyBeeさんだったとは! BuuzzyBeeさん、大変失礼しました!

月刊 レコード・コレクターズ 2000年8月号
特集:デレク&ザ・ドミノズ / いとしのレイラ

レココレレイラ.jpg  レイラの特集ですが、目的はもちろんデュアんです。例によってレイラの曲目解説は的外れ・勘違い・思い込み?のオンパレードですが、そんなことで目くじらたててはいけません(しかし曲目の解説って何のために必要なのでしょう?)。なぜならその後いろいろと当時の事実や裏話が発表されているからです。それはともかく、この号の読みどころは湯浅学氏による4ページにわたる南沙織についての記事でした。レイラの特集は凡庸なものでしたが、この「自覚的アイドル」と名付けられた南沙織考察のおかげでなんとか捨てられずに本棚に収まっているのもまた面白いです。

月刊 Guitar Magazine  1998年8月号
特集:DUANE ALLMAN

indigopassion0921-img453x600-1210434269g1998_8.jpg  昔々、高校生の頃にこんな雑誌があったら、毎月必死になって読んだことでしょう。ペラペラのPlayer誌がまだ楽器屋でしか売っていなかった時代です。ミュージックライフだって現役でした。それはともかく、デュアンが表紙なら買わねばなりません。しかし買ったからといって読むわけじゃない。いわゆるツン読ですね。今回久しぶりに読み返したら、なかなか充実していました。書かれていることはおなじみの話ですが、Midnight Riderもまだ出ていない頃の記事ですから、けっこう力を入れた特集だったことが分かります。それより今となっては写真が豊富なのがうれしいです。

月刊 Guitar Magazine  2003年8月号
特集:Slidin' Into Hearts

gm2003・8.jpg  スライドギター、ならびにスライドギタリスト特集です。表紙はクラプトンとデュアン、ということで必然的にレイラの特集が組まれています。ギターが中心なので上のレココレの特集より安心して読めます。それにしてもオープンチューニングや奏法、またタブ譜満載で、なんとも今の若いギタリストが得られる情報量というのは大したもんだなあとまたも感心。ちゃんとオールマンの元ネタを提供した(Statesboro Bluesのことね)Jesse Ed Davisも紹介されています。僕個人としてはRy Cooderが取り上げられていないのが残念ですが、ロックギタリストというくくりの編集意図が見えるので、まあいいかと。

月刊 Guitar Magazine  2005年3月号
特集:The Allman Brothers Band Macon Era

gm2005・3.jpg  ALLMANを中心としてはいますが、いわゆるサザンロックの特集と言う体裁をとっています。でもやっぱりALLMANネタ、ということはDUANEネタということになります。例によって奏法やタブ符満載で、微に入り細に入り紹介してくれています。表紙の写真も、その色合いもカッコいいです。
 これまた表紙を眺めるだけで、3年間中身を読むこともなくほとんどの時間は本棚にしまわれていましたが、こういう時が来るのを待っていたのでしょうね。ありがたいことにALLMANのホームタウンであるメイコンの街の地図や、彼らゆかりの地が紹介されています。これは本当にありがたい。いつか行くぞ! DUANEの墓参り! という気にさせてくれます。

eric clapton : THe biography of the world's greatest rock guitarist / 著 John Pidgeon 

クラプトン伝記.jpg  イギリスで1975年に出されたペーパーバックのクラプトンの伝記です。実は家内の本棚から出てきたものです。ウチの奥さんはロック少女だったのです(笑)。リアルタイムで買ったもののようです。
 ということで、出版された時期からも想像ができるように、デレク&ザ・ドミノス解散後、ヤク中で半ばリタイアしたような生活から461オーシャン・ブールバードで復活するところで話は終わっています。そういえば自分がクラプトンを聞き出した頃というのはレインボーコンサートの前ぐらいでした。
 今となっては伝記として読むには中途半端ですが、逆にそれが時代を思い出させます。といってもちゃんと読んだのはデュアンとの出会いとレイラに関する5〜6ページなので偉そうなことは言えません。今となっては多分絶版でしょうね(当然ですが)。

JIM MARSHALL : PROOF
/ 写真  Jim Marshall  序文 Joel Selvin

jim_marshall.jpg  ロックアルバムのカバー写真やモンタレー・ポップフェス、そしてウッドストックなどの写真で有名なJim Marshall、と一般的には紹介されますが、僕にはFillmoreのジャケット写真のカメラマン以外の何者でもありません。At Fillmore Eastの魅力は、何と言ってもそのカバーフォトです。実はこの写真集、2004年に出ていたとのことですが、ここで取り上げられている写真が実はつい最近Playboy3月号で掲載されたものの原典でした。それを教えてくれたのがNJに住む友人のJさんです。ありがとうJさん! おかげでFillmoreの謎が一つ解けました! というのもこの写真の解説の中に、例のジャケットの左肩のタイトル文字についてのコメントが載せられていたのです。

月刊 レコード・コレクターズ 2006年4月号
特集:DOM DAWD & ATLANTIC RECORDS

レココレダウド&atlantic.jpg  メインの特集がナイアガラ・トライアングルだったので、うっかり見過ごしていました。大阪・梅田「古書のまち」にある紀伊国屋書店の音楽書籍のみの古書部門にたまたまあるのを通りがかりに見つけました。映画「トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男」の上映を記念しての特集企画のようです。そういえば、DVDになっていつでも買えるのを良いことに、まだこの映画も見ていないなあ。トム・ダウドがいなければ「レイラ」も「フィルモア」も世に出ていないわけで、ロックの恩人みたいな人な訳ですね。
 第二、第三特集のような扱いなので、裂かれているページ数は少ないですが、それでも途中のカラーページにはお決まりの「レイラ」と「フィルモア」のレーベル&ジャケット写真やカラフル・クリームのそれも載っていて、やっぱりこういう写真を見つけると、買わずにはいられないのがファンの性です。